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新型コロナによりアンサンブル生活の激変
2020年4月に京都にも新型コロナ感染防止の為、緊急事態宣言が発令されました。
それによりいろんな事が激変しました。
人々の生活がマスク生活に変わって行き、思いっきり息を使うフルートにとっては最悪の状況となりました。この状況でのフルートアンサンブルを続けていくことは、非常に困難な状況になりましたが、リモートで続けて行く事に挑戦し続けました。
スカイプでの打ち合わせや、スカイプとヤマハのシンクルームを使ったネットでのアンサンブルに挑戦しながら、なんとか活動を継続。
シンクルームも最初バージョン1の時はなかなか繋がらなかったり、やっぱり時差が出るなどありましたがそれでも、多少のずれは頭の中で修正してずれたままアンサンブルしたりと、試行錯誤の連続でした。
2021年にはようやく、無観客でのステージに挑みました。
FIND Flute Stage 2021ココペリのステージ
2021年6月26日(土)に久しぶりの本番を迎えました。演奏曲は、鶴薗明人作曲の組曲「あめ」です。
あめは、子供の様な目線で捉えた日本の季節の中で繰り広げられる雨の情景を描いた曲で、
- しずくあめ 6月ごろ 梅雨の風景
- いそぎあめ 8月9月ごろ 夏の激しい雨
- かすみあめ 11月ごろ つめたい霧のような雨
- かざりあめ 12月1月ごろ 「あめ」が「ゆき」として形作る風景
- わたりあめ 3月ごろ 春の暖かさを運んでくる雨
という5曲で構成されています。リモートで合わせていて実際に対面して合わせたのは直前のみとなりましたが、無事演奏出来ました。
コロナ対策の為、客席は設置せず無観客でのステージでしたが、リモートで続けた成果が出てよかったです。